流れ流れて、ユーカリが丘に辿り着く。



佐倉ラベンダーランドは、こうして写真で見ると広そうな施設に見えるが、実際のところ、思いの外コンパクトである。
外周を一通り歩くだけなら、10分もかからないと思う。
ただ、思いのほか人気の施設らしく、園内は多くの人で賑わっている。
この日は、どなたか存じ上げないのだが、売店の前でトランペットの演奏なども行われており、観客もたくさん集まっていて活気が感じられる。


それと、肝心のラベンダーであるが、時期が若干早かったらしく、絶妙にモヤっとする咲きっぷりである。



ただ、きれいに咲いている花もある。
左の写真は、咲き誇る花をかき分けて人がいるように見えるが、ちゃんと通路がある。
花に囲まれて写真を撮り合うご夫婦の姿も見受けられ、なんだかほっこりしてしまう。



ただこう、花畑のエリアは咲いている花が割と雑多で、猫じゃらしもかなり生えており、「この状態は正解なんだろうか・・・」とは思ってしまう。



正直言って、ラベンダーランド自体よりも、その周囲に広がる田園風景の方にハッとさせられる。
都会から1時間半ほどとは思えない、田舎の風景だ。
外周を歩いているときに鳴き声が聞こえ、出所を探してみると、果たしてカエルがいる。
カエルなんて久しぶりに見たので、思わずテンションが上がってしまう。
そして、イーゼルを立てて絵を描いている人などもいて、「これはいい趣味だな・・・」としみじみ思ってしまう。
つくづく、ユーカリが丘から歩いて40分ほどにこういう場所があることに、琴線が触れまくって仕方がない。
ラベンダーランドには売店がある。
ここには蒸留施設があり、ラベンダーエキスを抽出して、それを加工した商品を販売しているようだ。
それだけでなく、ラベンダーの鉢とかも売っているようで、老夫婦が購入しているところも見かける。

そして、自分的にはこれは外せない。
変わり種のソフトクリームを見かけると、すかさず食べてしまう癖を持っており、「ラベンダーソフトクリーム」なるものがあれば、購入せずにはいられない。
幸い、この売店はPayPayが使えるようなので、無事購入できる。
まず、一口食べて思ったのが、「これ、グレープ?」である。
口に含むと、まずガッと酸味がくる。
2口目でもう酸味は消えるのだが、普通のソフトクリームにはない独特の風味が最後まで続く。
なんというか、うまく表現できないが、植物感のある味ではある。
ただ、ソフトの甘みとうまく調和しているので、違和感はない。
この日は天気のせいか、すぐに溶けて手に垂れてきたので、急いで食べることになる。
もう少しゆっくり味わいたかった、というのはある。
500円と若干高めだが、確認はしていないものの、自家製のラベンダーエキスが配合されているのだとしたら、それくらいの価値はあるのかもしれない。
自然とソフトクリームを堪能し、イオンタウンへと向かう。