東京ドイツ村をさすらう。
帰りのバスの時間がそろそろ見えてきたので、村内を巡って目星をつけていた乗り物に乗ることにする。

まずは観覧車である。
自分は若干高所恐怖症気味ではあるのだが、高いところからの景色は好き、という厄介なタチを持っている。
そんなわけで、観覧車はあると結構乗ってしまう。
観覧車は1周400円で、観覧車のサイズ感からいえば、少し高いかな、とは思う。


それに一番上からの景色も、遠くに街が見えるとか、ランドマークがある、とかでもないので、目を引く部分があまりない。
ただ、上から見る東京ドイツ村は結構綺麗だとは思う。

そして、自分の中でそば・うどん 春菜と並んで、一番「ドイツ?」と思った施設である、ジュラジャーマン・ライドに乗る。
恐竜が居並ぶ道を自動カートに乗って巡る、という施設である。

ここは施設の外から、普通に中を伺う事ができて、恐竜やマンモスは申し分なくいるということは確認できる。
外から見ていた時に、本当に無人のカートが自走してきて、その様を見、「レールもないのにこんなに普通にルートを辿るんだ」ということに感動して、乗ることにする。



こういう感じで、細い道を自動で走っていくのだが、本当に道から少しもブレることなく、自走する。
全く危なげがない。
ルートがぞれなりに複雑になっており、シケインで減速したりとか、ヘアピンをゆっくり回ったりとかも危なげなくこなす。
狭い範囲とはいえ、レールもなしでこれだけ精密に動けることに、非常に感動する。
恐竜の迫力とかそっちのけで、カートが自動で動いている感じがとにかく楽しい。
施設として、コンセプトの統一とか、思うことはいろいろあるが、ジュラジャーマン・ライド、これがひたすら良かった。