天気の子を観る

映画の割引デーに劇場に行く、という習慣を始めて以来、今回は本当に見たいものがないという問題を抱えていた。

そんな時は一番「ない」映画を選ぶ。

ラインナップ的に「Diner」が第一候補であったが、会社帰りに間に合う上映がなく、次点の「天気の子」を観る事にする。


久々にひでぇ映画を観た、と思う。

Dinerの方がマシなんじゃないか、とマジで思う。

話がひと段落した後の「その後の東京」は振り切れていて良かったが、それ以外は全て受け入れられなかった。

繰り返しになるが、面白い・つまらない以前に全く受け入れられない。

全てがご都合主義でバカバカしい展開の話だし、描かれる人物像が古臭く、登場する人物全てに感情移入できず、徹頭徹尾テンプレのアニメ演出で、少しも面白くないユーモアが挟み込まれる。

なにしろ主人公の幼稚さが度が過ぎていて、犯罪をし、受けるべき罰を大した理由もなく回避でき、さらに全てが許され、世界に受け入れられる。

恐ろしく幼稚なメンタリティーで描かれた話であり、新海誠が実は小学生だったとしても全然驚かない。

結局のところ新海誠のオナニーに付き合わされた不愉快さが否めない。

いわゆるセカイ系の話だと思うのだが、令和のこの世にセカイ系のバットプラクティスを煎じ詰めた映画を見れるというのはある意味貴重かもしれない。

自分は「君の名は」をなんとなく忌避していたのだが、やっぱり自分のアンテナは間違っていない、と確信を得る。