The Jingle Workshop

daisy holiday-radio playlist: playlist - 1.5.2020

土曜の夕方にRadikoのタイムフリーでDaisy Holidayを聞くのが習慣なのだが、レギュラーゲストの岡田崇氏が持ってきた音源に猛烈に心を奪われる。

岡田氏が非常に入れ込んでいる、レイモンド・スコットが手掛けた、あのスプライトの1950年代のCMソングらしい。

こういった電子音が醸し出す雰囲気がたまらなく大好物であり、さらにはCMソングということで二重に惹かれてしまう。


件のレイモンド・スコットのアルバムを早速聞いてみる。

ともかく音や雰囲気が素晴らしく、キャッチーなメロディー、電子音だけじゃなくジャジーなアレンジの曲もあり、1曲1曲が短いため、飽きずに聴ける。

レイモンド・スコットが1951年に設立したCM音楽制作会社『ジングル・ワークショップ』
manual of errors SONOTA [ Raymond Scott / The Jingle Workshop: Invites You To Listen To DEMO-A ]

とあり、その会社で作った曲を集めたコンピレーションのようである。

THE JINGLE WORKSHOP: MIDCENTURY MUSICAL MINIATURES 1951-1965 [2CD]/RAYMOND SCOTT/BLACK FRIDAY 11.29.2019|OLD ROCK|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net

詳しいアルバムの説明を読んでいるが、ESSO、ラッキーストライク、VICKSなど錚々たる企業やブランドが記載されている。

そういったビッグブランドのCMにふさわしい、クオリティーの高い楽曲であることは間違いない。

ともかくレイモンド・スコットの才能に触れてやられたので、他のアルバムも聞く。


AdViews - Duke Libraries

ところで上記サイトはアメリカの1950〜80年代のCMをアーカイブしている、デューク大学が広告史の資料として公開しているサイトらしい。

そんな学術的な意味はさておいて、自分は楽しみのために狂ったように見じゃくっていた。

少し調べればThe Jingle Workshopのコンピレーションに収められたCMの実物が見られるかもしれない。

ここのサイトに掲載されているCMは現在も存在する企業の物ばかりであるが、先日破綻したボーデンが含まれており、どうなってしまうのか少し気になっている。