年末、福島に旅行に行く。
何も予備知識を入れない状態で福島に向かったのだが、なかなか美味しいものを食べられた。
福島のスーパーで売っているおにぎりは少し小ぶりであり、具も独特であった。
他の土地ではあまり見ない傾向である。
写真を撮るのを忘れて食べかけで申し訳ないが、左はおふくろのおにぎりである。
昆布、紅生姜、たくあんと、悪様に言えばなんの面白みもない組み合わせであるが、これは日本人にとって基本のベーシックな取り合わせである。
実際猛烈に安心する味である。
柚子味噌は甘めの味噌に邪魔にならないぐらいの柚子の風味が感じられる。
ただ正直、想像した通りの味ではある。
この時はおかずを買いすぎていたのでおにぎりは2個だけにしたが、多少無理しても最後まで迷っていた大葉味噌のおにぎりを食べるべきだった。
クリームボックスの存在はなんとなく知っていたのだが、実際に売っているところを見るまで忘れていた。
ロミオのクリームボックスは郡山発祥のようだが、福島市内でも普通に買える。
郡山以外ではままどおるでお馴染みの三万石という会社が取り扱っているようで、福島駅の駅ビルをうろついている時に見かける。
小さめの食パンに分厚めにクリームが載っているのだが、クリームの甘さはかなり控えめである。
普通のクリームパンの4分の1ぐらいの甘みで、全部食べても全くもたれない。
それよりも食パンのずっしり感が結構印象的で、高級食パンに近い食感である。
ただ、小麦のずっしり感というよりは、ものすごいしっとり感という感じで、クリームの食感と相まって、割と小さめなのにかなりの満足感は得られる。
凍天なる商品はどこのスーパーでも見かけて、大体上記写真のように大量に販売されている。
ただ冷凍食品なので、購入は諦めていたのだが、駅ビルにその場で食べられる凍天を出す店があり、渡りに船とばかりに食べることにする。
外側はドーナツ生地、中は餅ということで、かなりもちもちの食感である。
クリームボックスに続いて、この商品も甘さが控えめで、もたれない。
福島はあまり甘味が強くない土地なのかもしれない。
タイミングが悪かったのか、作り置きでそこそこ冷めていて、そこまでの感動はない。
以前日光で度肝を抜かれた会津の雪であるが、今回はいちご味を試してみる。
前回の経験を踏まえて、飲む前にかなりシェイクし、飲みやすくはあったが、やはり固い飲み物であるとは思う。
