Qの終焉

Q-S1がとうとう生産終了品になりQマウントは終焉する - 酔人日月抄外伝

PENTAX Q」シリーズが終了したようである。

一眼レフが自分には合わなくなり、去年KマウントとQマウントを手放してGR 3に一本化したのだが、Qマウントに関しては最後まで手放すことを迷っていたことを思い出す。

結局のところ、「もう新機種は出ないだろう」という判断を下し、売っ払ってしまうが、残念ながらその判断は正しかったようである。


Qはコンデジのサイズ感とペンタックス一眼の機能性・操作感がうまい具合に融合していて、さらにレンズ交換まで楽しめる、素晴らしいマウントであった。

レンズラインナップに関しては、安くてはっちゃけたトイレンズがもっと出ていたら、とか、マウントシールドレンズの薄さでちゃんと映るレンズがあったら、とかいろいろ思うところはある。

しかし、魚眼レンズが手ごろな価格で手に入ったり、トイレンズと言いながら思いの外写りがよくて使い勝手が良かったりと、レンズ交換の楽しさは十分に楽しめた。


上記エントリーでも言及されているが、やはり、センサーサイズとスマホの機能向上がQマウント終焉の理由だとは思う。

でも、このセンサーサイズだからこその使い勝手だったと思うし、スマホがどれだけ進化しても、永遠にQマウントならではの楽しみにはたどり着けない。