最近、漫画は違法な手段を取るまでもなく、暇を潰すには過剰な量がタダで提供されている。
ちょっと前まで異世界転生系の漫画にハマっており、割といろんな漫画アプリを入れていたのだが、今はヤンジャン! アプリのみになっている。
最初は「推しの子を読むため」という理由でインストールしたが、ヤンジャン! アプリはそのほかにも面白い連載があり、最後まで残ったという感じである。
この手の漫画アプリはタダで読めるとは言っても、営利企業が提供しているのでもちろんマネタイズの概念はある。
漫画はポイントを消費して読むもの、1回だけ無料で読めるもの(2回目以降はポイント消費)、1日1回チケットを消費して無料で読めるもの、制限なく無料で読めるもの、といろんな形態で提供されており、ポイントがマネタイズの部分になる。
ポイントを取得する方法はいろいろあり、直接課金、動画広告を見る、ミッションクリア(新連載を読むとポイント取得等)などがある。
ちなみにヤンジャンの場合、動画広告を見ると1日2回まで、合計10ポイント取得できる。
自分は一時期、動画視聴だけで2500ポイント以上貯めていた。
推しの子は最新話を読むのに60ポイント必要で(以前は40ポイント)、その他にポイントを消費する漫画を読んでいないので、非常に持て余している状態である。
さてようやく「監査役 野崎修平」の話であるが、この漫画はヤンジャン! アプリにおいては、最初の20話ぐらいまでは1回だけ無料で読め、66話まで1日1回のチケット消費で読める。
そして今日、66話まで読み切ってしまう。
1ヶ月強かけて、毎日1話ずつ根気強く読んでいたわけで、それぐらい惹きつけられた作品である。
問題はこの作品、全90話で残り24話は1話40ポイント消費で読むことになる。
今のところポイントは1700ぐらい残っており、残りを読むのは全く問題ではない。
ただここまで楽しませてもらったのなら、残りの話は単行本を買って読むべきなんじゃないか、という気がしてきた件である。
はっきりいうと、この先積極的に読み返す作品になるのかというと微妙なところはある。
ただあれば読み返す時は来るだろう。
このままタダで読み切ってしまうのはちょっと忍びない感じはある。
おそらく、自分が今抱えている感情は出版社の手の上で踊っている状態であるだろう。
ポイントによるマネタイズより、こういった感じで出版物の売り上げに繋げるのが本当の狙いなんだろう。
よくできてる。