半年以上前からロバの削蹄動画を見ている。
ほぼ毎日寝る前にロバの蹄が削られる様をみて入眠するわけであるが、飽きもせずそれが続けられる理由は新規の削蹄動画が毎日1〜2本供給されているためである。
チャンネルだけで3つある。(农村张卜はあまりアクティブではないが)
これらは全て中国からの発信で、彼の国では未だロバが労働力になっており、少なくとも3人はロバの蹄を整えるビジネスが成立している、という現実がなんだか信じられない。
Youtubeには、あまり大ぴらに語られることはないが、歯垢や耳垢を除去したり、ニキビや粉瘤を絞り出したりなど、汚物を綺麗にするジャンルがある。
ぶっちゃけ一時期ハマっていた。
ロバの削蹄動画にはそれに近い面白みがある。
完全に閲覧注意動画なので直接貼るのは控えるが、各チャンネルの人気動画を見れば、自分の言っていることがわかってくれると思う。
真菌、血胞、腫瘍、乾燥、ロバの蹄にはいろいろな状態があり、それを削ることで解決を図る。
しかしながら、李子柒など、他の中国の動画とかでもそう感じるので、もう国民性だと思うのだが、やることがかなり雑である。
真菌で穴の空いた蹄に薬を混ぜた油を詰めるのだが、詰めた後に封をするでもなく、すぐに油と土が入れ替わるんじゃねぇか、とか、血胞は水洗いして薬をかけただけで済ましたりとか、衛生という概念がどう考えても足りない。
そもそもなのだが、蹄を削る際に水平とか高さ合わせなどの概念を感じない。
ザ・雑。