パンと音楽とアンティーク 2023にて

弟と「パンと音楽とアンティーク」というイベントに行く。


会場へは12時少し前に到着する。

自分は先着で、弟を待つ間、このイベントの3本柱の1本であるパンを物色しに行くことにする。

自分はパンに目がない方で、このイベントに行く動機となった要因にパンの割合は多分にある。


昼時だから人がいっぱいなんだろうな、と覚悟は決めていたのだが、果たして人はいっぱいいる。

でもまあ、見て回れない感じではない。

パンのブースはざっと見るなら、全店回っても10分ぐらいで、人混みがなかったら、もっと早く回れる感じだとは思う。

正直に言えば、そこまで魅力的だったり、ユニークなパンは見かけない。

それでも、抹茶あずきのクロワッサン食パン、カボチャのハニートースト、そしてしょっぱい系の明太チーズの蒸しパンの3つを購入する。


この日は直前にいわゆるデスマフィン騒動があり、まさにこういうイベントで販売されていたんだろうな、と思うと若干いたたまれなくなる。

ただ包装に水滴がついている店舗を割と見かけたのは気になってしまう。

包装に水滴がつくのは焼きあがった後の冷ましが足りないということである。

デスマフィンに関しては湿度が高く、糖度が低く、常温で放置したために菌が繁殖したというのが原因のようである。

そういえば、アンデルセンだったかポンパドウルだったかで焼きたてのバゲットを買った時、封をしないで渡されていた。

単純に食感のために湿気らせない目的なのかと思っていたが、保存性を高める意味もあるんだな、ということを今回の騒動で知る。

まあ、あのマフィン屋ぐらい酷い店舗はないと思うし、その場で食べることを想定していると思うので良いが、なんとなく水滴がついていた店は避けたよね。