『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場 BOON︕ プロミス・ザ・サーキット』を観る

映画 『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場 BOON︕ プロミス・ザ・サーキット』

先日のデッドプール&ウルヴァリンの視聴でポイントが貯まり、タダで1本観られるので劇場版のニチアサを見に行くことにする。


正直言って、今のニチアサのラインナップにあまり熱を持っておらず、ガッチャードもブンブンジャーも生煮えな感情で視聴を続けている。

ただ去年の夏映画を機に、それまで生煮えだったキングオージャー熱が燃え上がったこともあって、今年もそういうのを期待して観に行くことにする。

まあ、ブンブンジャーに関しては例年通りちょっと豪華になったテレビ回と言った感じで、やっぱり去年のキングオージャーが特別だったのだと確認する。

それ以上の感想は何も無いのだが、もう一言だけ付け足すと「自分のハンドルは自分で握れ」というブンブンジャーのテーマというかメッセージはわかるのだが、その伝え方が未だうまくいっていないのかなという気はする。


一方でガッチャードが非常に良かった。

物語も非常にアツくなれたし、ご褒美みたいな若干のロマンスもあり、蓮華と錆丸の変身など、テレビ本編ではやらないであろうことも見られて非常に満悦する。

また「子供向けだから」というエクスキューズで目を瞑る必要のない程度に、ストーリーはソツがなかったと思う。

それに個人的にディケイドファンなので、門矢士がまだ見れるんだ、ということに喜びを感じる。


そして何より未来の宝太郎を演じるDAIGOが非常に良かった。

悲劇に見舞われ、ダークサイドに堕ちた宝太郎、という役を思いの外説得力を持って演じている。

はっきり言えば演技力という意味では決して上手い方ではないと思うが、雰囲気がすごく良い。

普通のセリフを喋ると割と棒感があるのだが、感情を爆発させる部分が非常にうまい。

変身後のアフレコの部分もハマっていて、なんというか色んな意味でニチアサ向けの役者なんだと思う。


今回の映画でガッチャード熱は結構ガンアガりした。

ただ惜しむらくは、「この劇場版はもうちょっと早く観たかった」ということである。