ワカメ三昧

最近魚を食べるために通っている定食屋があり、昨日の朝も食べに行く。

その定食屋ではサイドメニューで小鉢を注文することができ、大抵は生卵とかインゲンの胡麻和えなどの小鉢を1つ頼む。

生卵とか納豆とかは30円とかで注文でき、かなりお得である。

サイドメニューにはその上のラインも存在し、90円でネギトロとか注文できる。

ちょっと不可解なのが、ネギトロと同じラインに「ワカメ」があることである。

何の変哲もない茹でただけのワカメを、ワサビ醤油かマヨ醤油をつけて食べる。

それが高級ラインになっていることに少し違和感がある。

以前よりそのことが気になっていたのだが、昨日は何となく試してみようという気になって注文してみることにする。


先ほども書いたが、ワカメを注文する際に、ワサビ醤油かマヨ醤油を選ぶことができる。

ここで結構悩んでしまう。

自分の実家で同じようにワカメを食べる時には生姜醤油で食べていたのだが、その選択肢はない。

生姜醤油の代替だとすればワサビ醤油であるが、「ワカメにマヨ?」という好奇心も若干ある。

でも気分的にコッテリよりアッサリかなぁ・・・。

などとタッチパネルの写真を見比べながら気持ちが右往左往し、ワサビ醤油に気持ちを決めて注文し、席に座って待つ。

やがて供された盆にはワカメ2つとワサビ醤油とマヨ醤油の小皿が載っている。

迷っているうちに両方のオーダーが通ってしまったらしい。

ワカメは拳1つ分ぐらいの分量があり、「ああ、これは90円だわ」と納得はする。

しかしながら現実的には両手いっぱいの分量で、ワカメだけで腹一杯になれる。

ワサビ醤油とマヨ醤油の食べ比べ、などと悠長なことをやっている余裕なんかなく、朝からワカメを腹に詰め込む。

もうしばらくワカメはノーサンキューである。