ウマ娘 プリティーダービー連携事業(4月25日更新) | 笠松けいば
有給をとり、ひと足先にGWに突入し、ウマ娘関連のイベントが開催されている笠松競馬場に行く。
笠松競馬場はオグリキャップの聖地であり、そのオグリキャップが主役の漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」をフィーチャーしたイベントを去年から行っている。
今回はウマ娘でオグリキャップの声を担当している高柳知葉さんとイナリワン役の井上遥乃さんがトークショーを行うとのことで、それが見たくて行くことにする。
ウマ娘の舞台を観に行こうとしたり、こうしてわざわざ笠松までトークショーを見に行ったりと、ここまでハマるとは思っていなかった。
深夜バスで朝7時ごろに名古屋に到着する。
早速名古屋名物のモーニングを堪能しようと、以前行っていい感じだった駅地下の喫茶店に向かったのだが、件の店は閉店している。
仕方なく近くにあった店できしめんを食べ、もうやることがなくなってしまったので、7:45ぐらいに名鉄に乗っていた次第である。
笠松競馬場は10時の開場なので、今から行けば結構な時間並ばなければいけないとは思ったが、やることがないから仕方がない。
名古屋から笠松は思った以上に近く、通勤快速に乗ると30分程度で着く。
列に並ぶ時間が長くなるので、もうちょっと時間がかかってくれても良かったのだが、着いたんだから仕方がない。
駅から笠松競馬場までは折々に掲示板や係員が立っていて、迷うことなくたどり着く。
列が形成されている第二駐車場まで行くと、8時半ぐらいの段階で結構な列ができている。
最後尾に向かって歩いている最中、シングレの痛車が脇を通り、列から歓声が上がる。
なんてあったかい世界なんだw、と思わず笑ってしまう。
自分が最後尾に並んだ後、しばらくして係員がどこかと連絡を取っていて、その際に数字を繰り返し伝えている。
それでなんとなくわかったが、9時前の段階で1200人ぐらい並んでいるようである。
列に並んでいる最中はずっとウマ娘をプレイしていて、待たされる苦痛はあまり感じずに済む。
この日は天気が良くて、若干暑かったが、まあ熱中症まではいかなそう、ぐらいである。
10時が近づき、列が動き出す。
開場は普段より少し早かったみたいだが、それでも自分が入場できたのは10:30近くである。
入場特典のうちわを受け取り、場内に入ると早速また新たな列ができている。
そこで売店購入者特典のポストカードのことを思い出す。
自分はそのことをすっかり忘れており、おっとり刀でなんとなく1番短そうな列に並ぶ。
その時はなんの列かわからなかったのだが、前方に進むにつれ、串焼きや焼きそばを売っている、フジマサマーチのポストカードを配っている店であることがわかる。
10分ほどで自分の番が回ってきて、焼きそばを買い、フジマサマーチのポストカードを手に入れる。
いや、フジマサマーチ、なんの異論もない。
ただ後で他の店舗で配っているポストカードを調べてみたが、ベルノライトがちょっと欲しかった気がする。
そしてさっき朝飯を食べたばかりだというのに、早速焼きそばを食べることになる。
熱心な人は何店舗も回って食べまくってポストカードを収集していたようであるが、今の自分にはそんなことできそうもないので、他のポストカードは諦めることにする。
ポストカードのことを忘れていなければ、きしめんは食ってなかったと思う。
その後、等身大パネルを撮影したりして1Rには間に合わなかったが、2Rからひたすら競馬をする。
ウマ娘グッズのポップアップストアなどもあったみたいだが、Tシャツぐらいしか欲しいものはなく、ただ手に入れたところでもったいなくて着られないだろうな、という気がしたし、ストアにはまたもや結構な列ができていたので、レースを楽しむことにする。
実際に馬券を買うのはダビスタにハマっていた頃以来だと思う。
レースに関しては結局、メインのシングレ賞を含めて、11R中2レースしか的中しない。
言い訳をさせてもらうと、出走している馬の来歴が分からず、勝ち馬を選定する指標が全然ない状態で、結局競馬誌の印に従って買うほかなく、その日はあまり本命が来ていなかったので、こういう結果になった感じである。
最初は実績や適正で買っていたのだが、早々に当てにならない(あるいは自分にセンスがない)ことが判明し、印に頼ることにする。
当たった2Rも競馬誌の本命が来たというだけのことである。(もちろん配当は高くない)
本当はもう1Rだけ本命が来て取れたはずのレースがあったが、配当的に面白くないんで競馬誌の×を絡めた3連複にしてとり損ねる。
このイベントを次回もやるんであれば、笠松競馬場側が出走馬の特徴とかをもう少し解説してもいいんじゃないかと思う。
ところでこの日のレース名は今回のイベントにちなんだものを冠していたが、「等身大パネル掲出記念」だの、「オリジナルクリアうちわ配布記念」「コラボポストカード配布記念」など雑で良い。
メインのシングレ賞に関しては、芦毛・白馬限定のレースというのが思いのほか面白い。
パドックで白や灰色の馬がそぞろ歩いている光景は他にないものである。
こういうレースはダビスタのブリーダーズカップでしか見たことがなく、「実際やるとこんな感じなんだ」という謎の感動がある。
出走馬には2年8ヶ月休養していた馬とかもいて、流石にこのレギュレーションで出走馬を集めるのは苦労したんだろう。
その労は労いたい。
メインレースが終わり、今回の1番の目的であるオグリキャップ役・高柳知葉さんとイナリワン役・井上遥乃さんのトークショーが始まる。
ウマ娘のこういったトークショーを見るのは初めてなので、どんな感じかと思っていたが、アイドルイベントのノリそのままである。
ステージと観客とのやりとりがまんまそれで、演者の問いかけに対する衒いのない全力レスポンスが繰り広げられる。
自分はアイドルの現場でも斜に構える方なので、そのスタンスを貫いたが、別にこういう雰囲気が嫌いなわけではない。
トークショー中、何気に気になったのは、司会の長谷川満氏のこなれた感じである。
普通に洒脱なトークをし、ギチギチに台本あるんですよ、とあらかじめ開陳してトークショー最中の台本読んでいる感を違和感ないものにし、トークの途中に無理なく競馬知識を挟みながら、嫌味にならず、声優たちの引き立て役に徹している。
こういうところにもプロがいるんだな、と感心する。
今回井上遥乃さんがイナリワンに扮するのを初めて見たのだが、かなりハマっていると思う。
[拡大画像] オグリキャップゆかりの地を堪能! 「ウマ娘×笠松けいば」コラボイベントレポート(1/60) - GAME Watch
普段はやっぱりあんな高い声じゃないんだな、という点も非常に良い。