緊急事態宣言、全面解除を検討 政府18日に判断: 日本経済新聞
解除は喜ばしいことではあるが、今日の段階で409人の新規感染者が確認され、「本当に解除で大丈夫なんだろうか」と思ってしまう。
東京都 新型コロナ 409人感染確認 400人超は先月18日以来 | 新型コロナ 国内感染者数 | NHKニュース
個人的な印象であるが、緊急事態宣言下であるにもかかわらず、世間に緊張感はまるで感じられないんで、解除しようがしまいがあまり変わらないのかもしれない。
病床使用率が減少傾向にある、というのが解除の判断基準である様だが、解除の発表の際はエビデンスに基づき、納得できるような説明をしてほしい。
新型コロナ: 外食店運営のグローバルダイニング、時短要請応じず : 日本経済新聞
時短営業に応じないグローバルダイニングが意見表明し、リリースを読んでみるが、内容に首を傾げざるを得ない。
大体において「集団免疫」だの「リスクの低い若い世代の家庭での感染についてはそれほど恐れることはありません」だの、10周ぐらい遅れた認識に基づいている。
不要不急の外出を控えるよう言いつつ、(時間や人数が限られているとはいえ)映画やイベント、テーマパークなどの営業が認められるような緊急事態宣言に何の意味があるのでしょうか。
飲食業と映画やイベントを同列に比較できないだろ、とか、
なお前述したホームページに公開した「当社の考え」は批判にさらされるものと覚悟をしておりましたが、批判の件数はわずかにすぎず、対して賛同・応援の数はかなりの数に上りました。
批判的な人の大半はいちいちレスポンスを返さずに黙って店に行かないだけだろ、等、ツッコミどころ満載のリリースである。
経済的に苦しいのもわかるし、都及び小池知事に文句を言いたい気持ちは自分にもある。
しかし感染のメカニズムがだいぶ解明されている今、飲食業やカラオケ店にある程度の制限が入ってしまうのは仕方のないことだと思う。
あくまで要請であり、従わない自由があるというのも理解できる。
でも自由は責任とセットになっていて、行動や態度は必ず将来に影響する。
そしてグローバルダイニングの今回の行動は、個人的には将来的に悪い影響として現れるんじゃないかと思う。