昨日、立て続けに2件ほど嫌なことがあって、そのことに対して色々愚痴を書いていたのだが、書いているうちに嫌な気分がぶり返してきたので、全てを消してこの文章を書いている。
おそらくその嫌なことは今後にも影響を与えるとは思うが、そのことは一時忘れて、今は何か楽しいことを書きたい。
ただ、残念ながら何も思い浮かばない。
しかし今や無理やり何かを捻り出す時代は終わりを告げ、AIに聞く時代がやって来ている。
早速「ブログを書いているのですが、何か楽しいことが書けそうなお題をください。」という質問を投げかけてみることにする。
Bardは「趣味や好きなことについて」「旅行や食べ物などの体験談」「自分の考えや意見」など、要領を得ない答えを返してくる。
Bardは楽しいという感情を知らないのかもしれない。
此方ChatGPTは「最高のお笑い映画ランキング!」「思い出の遊び場所を振り返る」「DIYプロジェクトで遊ぼう!」など、胸踊るお題を出してくれる。
ただ良いお題だとは思うが、そのお題に対する引き出しが空っぽで、これは全部自分が悪い。
残念ながら結局捻り出すことになってしまうが、思い出の遊び場所を振り返ってみようと思う。
"思い出の遊び場所を振り返る"
子どもの頃、特に楽しかった遊び場所や遊び方について書いてみましょう。公園、海、山、学校の校庭など、どんな場所でも構いません。その場所での思い出や、友達とのエピソードを共有してください。
とのことであるが、真っ先に思い浮かんだのは保育園や小学校の校庭である。
今は消えた公園の遊具(危険遊具)で危ない遊びをしてましたか? - Middle Edge(ミドルエッジ)
今や危険ということでいろんな遊具がなくなっているが、自分が子供の頃は上記ページに掲載されている遊具は全部あった。
そして普通に流血するケガが起きていた。
実際自分も回転ジャングルジムの遠心力で宙を舞って、くるぶしの肉がザックリエグれた。(今でも跡が残っている)
血を流すなんて日常茶飯事で、それでも「危険」という甘美に男子は抗えない。
1番覚えているケガは、1つ上の先輩のことである。
その人は逆上がりが得意で、クルクルクルクルとベアリングがついていたかのようによく回る。
ガキなんか意地の張り合いであるが、流石にその人の逆上がりは誰も敵わないと認め、みんな褒めそやし、彼も得意になる。
彼はことあるごとに鉄棒で回るようになり、ついには鉄棒でないところでも回り始めるようになる。
ブランコを釣っているバー、ネットが外してあるサッカーのゴールポスト、物干し竿(今思い返すとめちゃくちゃ怖い)等。
そして彼は下のバーが破損している歩道のアーチ型の柵で逆上がりを決行する。
完全に高さが足りず、後頭部を地面に強打する。
ゆっくり流れる血。
微動だにしない彼。
その場にいた自分を含めた人たちは蜘蛛の子を散らしたように駆け出して、助けを呼ぶ。
やがて救急車がやって来て、彼は運ばれていく。
次の日、頭に包帯を巻いた彼が照れ臭そうに登校する。
今思い出すとヒヤリとするのだが、もちろん彼に後遺症はなく、鉄棒以外で逆上がりすることはなくなるが、その後も逆上がりを続けたことに関して、「すげぇな・・・」と思ったことを思い出す。
子供は意外と頑丈にできている。
そんな思い出があるので、遊具の撤去に関しては何の異論もない。
さて、ChatGPTのお題に自分は答えられただろうか。