Twinkle Circle! in AICHIを観に行く

ウマ娘 プリティーダービー Twinkle Circle!|ウマ娘公式ポータルサイト|Cygames

夏休みの最後を飾るイベントとして、Twinkle Circle! in AICHIを観に行く。

ウマ娘のイベントに関しては、過去笠松競馬コラボのトークショーに行ったりとか、ミュージカルに行こうとしたことはあったのだが、ウマ娘の売りのひとつであるガチなライブは今回初参戦である。

観に行く経緯を軽く語ると、色々あって夏休みをずらしてとることになり、9月は全月曜日休みの連続3連休という日程になり、その最後の3連休で旅行に行こうと予定を立てている際に、愛知のTwinkle Circle! がタイミングよく開催されるので、試しに抽選を申し込んだら当選したので行くことにした、という感じである。

こうなるたびに毎回思うのだが、ここまでウマ娘にハマるとは思っていなかった。


名古屋に到着してからライブの開催時間まで、まあまあ色々あったのだが、それはまた別に語ることにして、まずはライブについて。

自分は土曜に開催された1回目の公演を見る。

端的に言ってしまえば、3回目の公演がYoutubeアーカイブ配信されており、どんなライブかはこれを見ればわかる。

やってること自体は1回目の公演も概ねこんな感じである。

ただそこはやはりライブであり、バラエティートークパートに関しては結構違う内容になっていて、やはりあの時にしか見られない光景だったのだな、ということに満足している。


公演は全席指定で、席は購入時に抽選で割り当てられる形式になっている。

結果席ガチャはハズレだったみたいで、自分は中列の端の方の席になってしまい、ステージがかなり遠い。

実際のところ、バラエティートークパートはほぼ近くに設置されたモニターを見ていて、そのことにハタと気づいて「ライブとは・・・」と思ってしまう。

自分の席でこうなんだから、後列の端の人とかはモニターすらも遠いんで結構辛いのではないかと思う。

これで客席がひな壇になっていたらまた違っていたと思うが、元が展示場なんで床はフラットである。

どうなんだろう。


やがてバラエティートークパートが終わり、ライブ準備のインターミッションで「ぱかショッピング」が流される。

『ウマ娘』、アメリカNASAとコラボ!公式ロゴを使用した「宇宙走娘<コスモピュエラ>」グッズ発売決定 | インサイド

もうすでに発表されているが、「ウマ娘NASAとコラボしたアパレルを出す」という内容であった。

ぱかショッピング自体がかなりふざけた構成で、出演者の過剰な演技も合い混じり、NASAとか出てきた時にマジなんだか冗談なんだか狐につままれた状態のまま動画が進む。

実際会場もざわついている。

そして価格が発表されたとき、結構「っぽい」感じのプライスに「あ、マジなんだ・・・」と分かった瞬間、なかなかの清々しさを感じる。

これをネタバレなしに見られたのはものすごく良かった。


ライブパートが始まると、結構高まってしまう。

自分はそこまで楽曲に詳しいわけではないのだが、セトリと演出がかなり良く、鳥肌が立つような部分がかなりあった。

上記Youtubeの配信でいえばUNLIMITED IMPACTあたりである。

その後のBLOW my GALEもシングレを意識した演出があり、ゾワっとしてしまう。

中でも1番印象的だったのはgsk☆である。

イントロが流れた時に、「え? マジでやんの?」と思ってしまう。

転調どころかテンポまで変わる上にラップも含んだかなり複雑な曲で、それを振りつきでやるとか信じられなかったが、完璧にやってやがる。

声優が直面している過酷さに少し引いたぐらいである。

自分的にはトランセンド役の塚田悠衣さんに「歌うめー」と思ったが、全員押し並べてうまい。

これで演技までできるとかこいつらどんだけスペック高ェんだよ、と思ってしまう。


Twinkle Circle! 自体にはかなり満足したが、「まあ、次はないかな」とは思っている。

ライブがどうこうという問題ではなく、どちらかというと自分の性分の問題である。

会場にいる人たちの99%はサイリウムをブンブン振って普通に声を出している。

ここはそういう人たちのための場で、そこに溶け込めない自分がいる。

気恥ずかしさが先に立ち、サイリウムを振って「オイ! オイ!」と叫ぶ覚悟がない。

とはいえ、自分の弟はそういうことができる人で、以前BAND MAIDのライブに一緒に行った時、ステージ前でサークルに参加している弟を見ている。

血統的には自分もサイリウムをブン回すぐらいの素質はありそうだが、今はまだ殻を破る覚悟ができていない。

いずれ自分が成長して、殻を破れそうならまた行きたい。