百貨店を満悦する。
百貨店を出た後は、小江戸を満喫するために川越一番街を目指す。
サンロード商店街を抜ければ、すぐそこだ。


通りは思った以上に趣がある。
ただ、古い街並みがそのまま残っているというよりは、観光地として「小江戸風」にきっちり整備された印象だ。

スタバですらこの徹底ぶりである。
景観としては小江戸というより、大正浪漫と言ったほうがしっくりくるかもしれない。

実際、和風建築だけでなく、レトロな洋館なども点在している。
北総の小江戸と呼ばれる佐原とトーンは似ているが、規模は川越の方が少し大きいようだ。
店の数も、街の活気も段違いである。

スヌーピーの公式ショップなど他では見かけない店舗もあり、人が集まる観光地というのはこういうことなのだろう。
川越は、佐原と同じく、鰻が名物である。
歴史を見ると、やはり水運が発達していたそうで、佐原と同じ成り立ちを持つ。
同じように鰻が名物なのもそのためだろう。
しかしながら、どの店も御座候とは比較にならないほどの行列ができており、価格もそれなりにする。
そんなわけで鰻は早々に諦めて、何か適当に食べ歩くことにする。

まず真っ先に手を出したのは、醤油ソフトである。
なんとなく変わり種のソフトクリームを見ると食べたくなってしまうのだが、醤油に関してはこれで3回目である。
最初はきな粉醤油ソフト、2度目はヤマサの工場見学のガチ醤油であるが、今回はまた違う味わいだ。
ヤマサのものは「ソフトクリーム醤油」といった感じだったが、これこそ「醤油ソフトクリーム」といった趣である。
どこかみたらしに近い風味で、素直に美味しい。
しかしソフトクリームで腹が満ちるわけもなく、次なるスイーツに手を出す。
良い写真が撮れていなかったのでインスタから拝借するが、食べたのは「おさつチップ」である。
【公式】さつまいもスナック専門店『おさつどきっ』 - 商品紹介 - UHA味覚糖
基本的にはUHA味覚糖の「おさつスナック」と同じようなコンセプトだが、かなり薄くスライスして揚げてあり、少し硬めのポテチくらいの食感になっている。
味も甘味や塩味がついていない完全なプレーンで、ディップをつけて味わうスタイルだ。
これが見た目以上に食べ応えがあり、全部平らげるのに15分ほどかかってしまう。
さつまいもの風味がきちんと感じられ、ディップの味もよく、かなり美味しい。
ただ、芋ということもあって相当腹に溜まる。
個人的には、おやつには向いていないんじゃないかと思うほどのボリュームだと感じる。
本当に昼食ぐらいでちょうどいい。
川越の街で感じたことは、「なんかいろいろ安いな」ということである。
御座候が110円、醤油ソフトは400円、おさつチップは600円。
ちょっと観光地とは思えないぐらいのお値打ち価格だ。
手頃に遠出がしたい、という欲求にはちょうどいい場所であったと思う。