混乱の続くDCEUであるが、直近の公開作であるシャザム関連でワーナーの日本法人にボヤが起きている。
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— DC公式 (@dc_jp) August 5, 2022
シャ
ザ
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ム
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見た目はオトナ&中身はコドモ
半人前のパチモンDCヒーロー参上!
痛快アクション・アドベンチャー!
映画『#シャザム!~神々の怒り~』
⚡今冬、劇場公開⚡
「パチモンDCヒーロー参上!」がどうも問題のようである。
今は亡きフォーセット・コミックス社初のスーパーヒーローとして誕生して以来、80年に渡り「スーパーマンの二番煎じ」とそしられながら、独自の物語世界を紡いできたキャプテン・マーベル / シャザムに対し、「パチモンDCヒーロー」のキャッチコピーが冠されているのを見て、俺は、とても悔しい。
— 小池顕久/たけうちじん (@AtomJaw) August 5, 2022
だそうである。
シャザムは元々フォーセット・コミックスで発行されていたスーパーヒーローだったが、スーパーマンの盗用としてDCから訴えられて売り上げを落とし、最終的にフォーセット・コミックスの権利をDCが取得して、DCユニバースに入ったという経緯である。
なのでファン達に「スーパーマンのパチモン」という文脈で受け取られ、公式がパチモン呼ばわりするとは何事だと、上記ワーナーのツイートが燃え上がったわけである。
『シャザム!~神々の怒り~』の件ですが、予告でビリーが自虐的に自分のことを「fraud(詐欺、ペテン)」と言っているので、「パチモン」はそこから来てるのでしょう。
— 主水:アメコミNOW! (@mondocomics2013) August 5, 2022
ただ、それはあくまで自虐で言ってるのであって、宣伝で「パチモンDCヒーロー」と謳ってしまうのは、やっぱり違う気がしますね。 pic.twitter.com/kvP13oTInz
実際のところは映画の中のセリフから引用したものであるようで、宣伝担当には他意はないのだろう。
でもまあ、DCに愛着のない人が宣伝担当になっているんだろうな、とは思う。
#バットマンエモい とか、感想を強要するハッシュタグをワーナーは使うけど、こういうの本当にやめた方がいい。
— 浅田 三等兵 (@asada_santohei) March 28, 2022
でもまあザ・バットマンは良かったよ。
自分は以前よりワーナーの宣伝には疑問を持っており、折々で文句を言っている。
今回の件も作品に対する無理解とかセンスのなさからくるものだと思う。
米国ワーナー本社の混乱もさることながら、日本のワーナーに対しても奮起を促したいところである。