エージェント・オブ・シールド シーズン7を見終わる

エージェント・オブ・シールド シーズン7を見終わる。

これをもってエージェント・オブ・シールド全て見終わったことになる。

結構達成感がある。


シーズン7はタイムトラベルがテーマであり、過去が舞台となっている。

過去に登場した人物や関連人物、アイテムが総決算的に出てきて、割とくすぐられる。

また今シーズンもヴィランがいい意味で心象が悪い。

シールドのエージェントたちに関しては相変わらずピンとこないが、シーズン4の次ぐらいに面白いシーズンだったと思う。


エージェント・オブ・シールドを通じて思うことは、とにかくヴィランが全シーズン良い。

能力なり性格なり行う悪事なり、毎回いろんな趣向でいや〜な感じにさせてくれて、よくもまあこんなにバリエーションを思いつくもんだと感心する。

何度も言及しているが、シーズン4のエイダは最高である。

ただ、本当に毎シーズン呆気なく死んでしまうのはどうにかしてほしいと思う。


その一方で、シールドのエージェントたちの行動には毎回イライラさせられて、本当にこいつら世界を救いたいんだろうか、という疑念がわく。

エージェントは「世界のため」「仲間のため」という理由で「独断」を行う。

その独断が大抵悪手でサスペンスを招く、というのがこのドラマの典型的パターンである。

敵が毎回良手を連発し、エージェントが悪手を打って窮地に陥るのだが、なんとなく大逆転が起こり、なんとなく解決する。

そのなんとなく具合に毎回興ざめする。


はっきりいえば、エージェント・オブ・シールドはMCUの一部で始まったことだが、話全体はMCUのタイムライン的にはなかったことにしたほうが良いのではないかと思う。

一部のキャラがなんらかの作品で登場してくれたらアガると思う。

今度始まる「ロキ」にコールソンとかその他のエージェントがゲストで出る、ぐらいのサプライズはないだろうか。